評価とレビュー
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概要
熊野三山参拝と熊野古道中辺路ハイライト
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社・青岸渡寺)すべての中核部分と高野坂を歩いて参拝できるモデルコースです。
エリア | 田辺市街地、本宮周辺、新宮、勝浦、那智山 |
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ルート | 発心門王子~熊野本宮大社、熊野速玉大社~神倉神社・高野坂、大門坂~熊野那智大社 |
期間 | 3泊4日 |
コースタイプ | 語り部あり(※要事前予約) |
移動手段 | 電車、路線バス、徒歩 |
荷物搬送 | 2日目と3日目のみ(※要事前予約。ただしお宿を熊野トラベルで手配している場合のみ) |
コースレベル | 初心者以上 ※2-3時間以上のハイキングが可能な方 |
宿泊 | 川湯温泉または渡瀬温泉、湯の峰温泉、勝浦温泉 |
価格 | ご宿泊先により異なります |
ここで紹介するモデルコースは、パッケージツアーではなく行程のご提案です。 このモデルコースを参考に、お客様のお好みの宿泊施設やオプションツアー、トラベルサービスなどを組み合わせることで、自由にオリジナルツアーを組み立てください。出発日や参加人数にも制限はございません。(一部条件はございます。)お客様のご都合でアレンジいただき、お申込みください。 ※公共交通の時刻は、予告なく変更となる場合がございます。 |
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- 1日目
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電車:JR紀伊田辺駅着
路線バス:紀伊田辺駅→川湯温泉または渡瀬温泉(~2時間)
宿泊:川湯温泉または渡瀬温泉
- 2日目
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路線バス:宿最寄りバス停→発心門王子(~35分)
古道歩き:発心門王子→熊野本宮大社・大斎原(~7.5km、3-4時間半)
路線バス:本宮大社前→湯の峰温泉(~10分)
宿泊:湯の峰温泉
- 3日目
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路線バス:湯の峰温泉→速玉大社前(~1時間)
古道歩き:熊野速玉大社~神倉神社・高野坂(~5時間)
路線バス:速玉大社前→紀伊勝浦駅(~45分)
宿泊:勝浦
- 4日目
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路線バス:紀伊勝浦駅→大門坂(~20分)
古道歩き:大門坂~熊野那智大社・青岸渡寺~那智の滝(~2時間半)
路線バス:那智の滝前→紀伊勝浦駅(~25分)
電車:JR紀伊勝浦駅発
ルートマップ

詳細
1日目
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紀伊田辺へ
JR京都、新大阪、天王寺各駅から特急電車でJR紀伊田辺駅。車窓からは美しい海岸など素晴らしい景色をお楽しみください。
特に切目(きりめ)~南部(みなべ)間では、青い海が目前に迫ります。
この電車にご乗車の際は、進行方向右側が海岸線に面しており、おすすめです。
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田辺市観光センター
田辺市観光センターは、JR紀伊田辺駅のすぐ横に位置しています。
当センターでは、和歌山県内全域の観光パンフレット等を約100種類常設しているほか、英語対応可能なスタッフが常駐し、各種交通案内、熊野古道ルートの案内、イベント情報等案内等、紀南観光の各種ご相談にお応えします。 -
田辺市街地
田辺は、和歌山県の海岸線のほぼ中央に位置し、太平洋に面した田辺湾を望み、黒潮の影響により、冬は暖かく、夏は比較的涼しい温暖な地域であります。
田辺の歴史は古く、その昔「牟婁の津」と呼ばれ、熊野詣が盛んになった平安時代中頃より、交通の要衝として栄え、熊野古道中辺路と大辺路の分岐点にあることから『口熊野』と呼ばれていました。さらに江戸時代には、紀州藩主徳川頼宣公の執政家老安藤帯刀のもと、城下町として栄え、紀南の政治・経済・文化の中心地として発展してきました。
当地は、英雄・文化人も多く輩出し、ゆかりも深く、遠くは、武蔵坊弁慶に始まり、博物学・民俗学の南方熊楠翁や合気道の開祖植芝盛平翁などが有名です。この地で育まれたり活躍した偉人の足跡が、世界遺産に登録されている鬪雞神社をはじめ市内のあちこちに残されております。
また、風光明媚なところであり、ナショナルトラスト運動で一躍世界中に名を馳せた天神崎をはじめ奇絶峡、ひき岩群など、山々の緑と清らかな水、美しい海岸線に恵まれた自然の景観を楽しむことができます。 -
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川湯温泉または渡瀬温泉宿泊
川湯温泉・渡瀬温泉にはゲストハウスから旅館まで様々な宿泊施設があります。
2日目
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荷物搬送
チェックアウトの際、お宿のフロントに荷物をお預けください。
※事前予約が必要です。
※宿泊施設への連絡不行届き等による荷物の受け渡し不可や紛失などのトラブルを未然に防ぐため、お受取先・お届け先は熊野トラベル予約サイトにてご予約いただいた宿泊施設に限らせていただきます。 -
路線バスにて発心門王子へ
出発: 8:00頃 湯の峰温泉
出発: 8:06頃 渡瀬温泉
出発: 8:07頃 川湯温泉
到着: 8:37頃 発心門王子
最寄りのバス停から路線バス、または宿の送迎サービスを利用して、発心門王子まで移動します。古道歩きの際に必要のない大きなお荷物は、宿送迎サービスの場合、熊野本宮大社前鳥居前のコインロッカーに預ける旨をスタッフにお申し出ください。途中立寄りが可能です。路線バス利用の場合は、宿泊地や乗車バス便等の条件を考慮し、移送手段のご相談を承ります。
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熊野古道歩き 発心門王子~熊野本宮大社・大斎原
距離: ~7.5km
時間: 3-4時間半
発心門王子から熊野本宮大社までは、概ね下りで歩きやすく、杉林の中、山里の中、山並み、見晴らし台からの大鳥居と、様々な風景がお楽しみいただけます。約4時間30分のウォークの後、熊野本宮大社へゴールできるので「熊野詣で」の醍醐味と達成感を得られる熊野古道中辺路の中でも最もお薦めのコースです。
個人で歩くこともできますが、熊野古道語り部と歩くのもお薦めです。
熊野古道語り部は、歴史や文化といった切り口から、中世から残る数々のエピソード、この土地の暮らしに根付く文化や思い出話について、楽しく解説しながら歩きます。道中数々ある”王子”の謎についても詳しくお話します。 -
語り部オプション
発心門王子~熊野本宮大社 語り部専任5時間コース
※事前予約が必要です。
※冨士屋、川湯みどりや、川湯まつや、亀屋旅館、ホテルささゆり、ホテルやまゆり、ホテルひめゆりにお泊りのお客様は発心門王子~熊野本宮大社 語り部専任5時間コース 宿泊施設限定宿送迎利用をご予約下さい。■待ち合わせ場所本宮大社前バス停
※古道歩きの際に必要のない大きなお荷物は、熊野本宮大社前鳥居前のコインロッカー(有料)にお預けください。■スケジュール本宮大社前バス停集合 → 発心門行きバス乗車 → 発心門王子着 ウォークスタート 途中お弁当休憩(都合により終了後) → 熊野本宮大社参拝 解散 -
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大斎原(おおゆのはら)
大斎原は、熊野本宮大社が明治22年の大水害で流される前の旧社地です。
大斎原は、熊野川・音無川・岩田川の3つの川が合流する中洲にありましたが(現在は川の形が変わり、明確に中州の形はみてとれない)、 明治22年(1889年)8月に大水害がおこり、大斎原の熊野本宮大社は多くの社殿が流されました。
現在の熊野本宮大社は、流失を免れた上四社3棟を明治24年(1891年)に現在地に移築・再建したものです。大斎原には、流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠が建てられています。
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オプション1:熊野古道歩き 熊野本宮大社~湯の峰温泉(大日越)
距離: ~3.4km
時間: 1時間45分-2時間
大日越は、熊野本宮大社と湯の峰温泉を結ぶ山越えの古道です。 距離は3.5km程度と短いのですが、本宮大社側からの急な階段状の上りがきつく、2時間程度の時間を見ておいた方が良いでしょう。時間に余裕をもって、湯の峰温泉に到着後、「湯筒」でゆで卵を作ったり、もちろん湯の峰温泉に入浴するのもおすすめです。
大日越を歩かれる場合は、そのまま湯の峰温泉に宿泊されるのもおすすめです。 -
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湯の峰温泉宿泊
湯の峰温泉にはゲストハウスから旅館まで様々な宿泊施設があります。
3日目
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荷物搬送
チェックアウトの際、お宿のフロントに荷物をお預けください。
※事前予約が必要です。
※宿泊施設への連絡不行届き等による荷物の受け渡し不可や紛失などのトラブルを未然に防ぐため、お受取先・お届け先は熊野トラベル予約サイトにてご予約いただいた宿泊施設に限らせていただきます。 -
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熊野古道歩き 熊野速玉大社~神倉神社・高野坂
距離: ~5km
時間: ~5時間※路線バスによる移動時間を含む
熊野速玉大社から新宮市の寺町~千穂を通って、神倉神社に上り参拝します。熊野速玉大社周辺は、語り部さんなしではわからない話がいっぱいです。
歩く距離 熊野速玉大社~神倉神社約2キロ、高野坂~広角バス停約3約キロ。お客様のペースでゆっくりお楽しみいただけます。
高野坂は熊野灘・御手洗海岸が一望できるスポットがあり、素晴らしい眺めが楽しめます。山だけではない海の美しさを感じられる貴重なコースで、コンパクトで歩きやすくおすすめのコースです。!!中辺路ではここだけ!!
個人で歩くこともできますが、ぜひ語り部専任コースにご参加されることをお勧めします。他の古道とは違って、一部市街地を歩くこのコースは、「暮らし」や「文化」が感じることも特徴です。
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語り部オプション
熊野速玉大社~神倉神社・熊野古道高野坂ウォーク 語り部専任5時間コース 弁当なしプラン
※事前予約が必要です
※お弁当は各自ご用意ください。
■待ち合わせ場所
熊野速玉大社(佐藤春夫記念館前)10:10
■スケジュール
10:10熊野速玉大社駐車場(佐藤春夫記念館前)集合 (荷物預かり) → 熊野速玉大社参拝 → 寺町~千穂を徒歩・・・ 神倉神社参拝 → バス停まで徒歩 → 12:07神倉神社前バス停 → 12:16三輪崎駅前バス停 → 高野坂 <途中お弁当> → 14:15広角到着 → 14:25広角バス停 → 14:32信用金庫前バス停(荷物受取) → 14:45頃解散 -
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神倉神社
神倉神社は市街地の西、権現山(神倉山)の南端に鎮座する、熊野速玉大社の飛地境内摂社です。 「ゴトビキ岩」を御神体(ごしんたい)とし、高倉下命(たかくらじのみこと)・天照大神(あまてらあすおおみかみ)を祭神としています。熊野の神が降臨した地とされ、絶壁の上の巨岩「ゴトビキ岩」に、古代の人々は神がやどると信じていました。
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高野坂
高野坂は熊野灘・御手洗海岸が一望できるスポットがあり、素晴らしい眺めが楽しめます。山だけではない海の美しさを感じられる貴重なコースで、コンパクトで歩きやすくおすすめのコースです。
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勝浦宿泊
勝浦にはゲストハウス、民宿、旅館など様々な宿泊施設があります。熊野トラベルでお客様の好みの宿泊施設を選んで下さい。
4日目
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路線バスにて大門坂へ
出発: 9:05頃 紀伊勝浦駅
到着: 9:24頃 大門坂
JR紀伊勝浦駅から那智山行きの路線バスに乗車します。那智山にはコインロッカーはありませんので、大きなお荷物は駅コインロッカーにお預けください。
大門坂から熊野那智大社、那智の滝を歩いて目指すので、大門坂バス停で下車となります。近くの大門坂駐車場にはトイレ、自動販売機がございます。 -
熊野古道歩き 大門坂~熊野那智大社・青岸渡寺~那智の滝
距離: ~2.5km
時間: ~2時間半
約2.5kmの古道歩きですが、那智山までは登りが続きます。ゆっくり無理のないペースで歩きましょう。このコースは石畳や夫婦杉など、古の風情が残る古道です。また、熊野・那智ガイドの会のご案内で、一緒に歩くのもお薦めです。
落差日本一の那智の滝まで歩き、古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝に参拝し、那智山をおります。
帰りは那智の滝前バス停から紀伊勝浦駅まで路線バスに乗り、JRに乗り継ぎ帰路につきます。 -
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